害虫退散 化学農薬を使わない防除策あれこれ



 実や葉っぱをかじったり、樹液をすすって樹勢を弱めたりする害虫は、頭を悩ます存在であります。化学農薬をがんがん振りまけばイチコロなのですが、そうしたくないがためのあの手この手です。 害虫イラスト




防虫ネット
 防虫ネット

 まずはハウス内で害虫を入れないのが基本中の基本。サイドの換気口はくまなく目の細かい網で覆ってあります。それでも人についてくるのか、隙間から入るのか・・・。

 フェロモン誘引トラップ

 害虫のメスが放出するフェロモンを利用し、オスを誘ってトラップで捕殺。オスがいなくなれば、メスは卵を産むことができなくなります。
フェロモン誘引トラップ

ラノーテープ
 ラノーテープ

 薬剤を塗った黄色いテープをトマトの樹のすぐ上に張りわたします。害虫のコナジラミがこれに触ると、そのあと産んだ卵は孵らなくなるのです。黄色なのは、コナジラミが誘われちゃう色だから。



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 自然界に存在する微生物や天敵昆虫を農薬として用いたもので、環境にやさしい農薬として注目されています。ハモグリバエ幼虫に寄生するヒメコバチを使った「ヒメコバチDI」、灰色カビ病を寄せ付けなくするバチルス菌(納豆菌の一種)を使った「ボトキラー水和剤」、BT剤(昆虫病害菌の一種から結晶性タンパク毒素を製剤化したもの)等にはお世話になっています。


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 いわゆる、減農薬・減化学肥料を実施し、各県の基準をクリアした農家の名称です。もちろん、岡本秀生もエコファーマーの一員です。詳しくはクリック。




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