トマト近況 2003/11/8



 ここ2週間ばかり、1回目の吊り直し作業に追われています。天井のカーテンに触るくらいまで伸びたトマトの樹先を50cmほど下げるため、上から吊ってある紐をくくり直していきます。「ひととおり吊り直したな〜」とホッとするのもつかの間、最初に吊り直したところが伸びてきて……また吊り直すことになるのです。3月いっぱいまで、この作業の繰り返しです。

 通路の左側はトマトの樹がかなり伸びて、このまま放っておくと天井のカーテンを広げたとき、芽を傷めてしまいます。右側は、すでに吊り直し済み。
 まずは、根元から順に古い葉っぱをかいでいきます。こうしておかないと、吊り直したとき、実が葉っぱに埋もれてしまったり、傷ついたりしてしまうのです。また、重なって風通しが悪くなった葉っぱは、病気にもなりやすくなります。
 片手でトマトの樹を支えながら、もう片方の手で紐をほどきます。
 樹を折らないように、実を傷めないように気を付けながら、横へ誘引していきます。
 別の紐に、樹先から20〜30cmくらいのところをくくります。これが1ヶ月もすると、また元の高さまで伸びてしまうのです。