これは、台風23号が襲った10月20日の正午ごろに撮った写真です。強風圏内に入ってはいたものの、まだ風はほとんどないまま、雨だけが強く降り続いていました。用水路から溢れ出した雨水で、道が川のようになり、一段低いハウスの方へ流れ込んできます。 |
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ポンプでの排水が間に合わなくなりそうなので、どうにか防水壁を作ろうとしているところです。土嚢の代わりにダクトに使う筒ビニールに水を詰めて寝かせてみました。一時は、とってもいい案のようだったのですが……このあと、さらに水の勢いが増し、あえなく流されてしまいました。慌てて、今度は土嚢作りです。雨がさらに激しく降ってきます。風も強くなってきました。上流のため池を見回って来た人が、「水が堤防を越えそうだ」と教えてくれました。「もうだめかも」と思い始めた頃、雨が小降りになってきました。道を流れる雨水も、収まってきました。午後2時過ぎのことでした。
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23号は、どうにか乗り切れましたが、大雨の恐ろしさを痛感させられました。これは、大雨対策としてハウス横に設置してある排水ポンプです。モーターで強力に排水してくれます。トマトを浸水から守る守護神ですが、今回はいっぱいいっぱいだったかも。23号クラスの大雨が、またいつ来るとも分からないので(そんなに来てもらっても困るのですが)、もっと強力なポンプを知り合いから譲ってもらうことにしました。また、停電してモーターがストップすると困るので、小型の発電機も用意しています。 |
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台風の強風対策としては、大型の換気扇を設置しています。ハウス内の空気を抜いて、ビニールが強風にあおられても浮かないようにするのです。3年前の台風で、ハウスが裂けたのに懲りて設置しました。 |
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流れ込む雨水を防いでくれた土嚢たち。一応、待機はさせてあるのですが……もう、今年は出番がないことを祈ります。 |
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