トマト近況 出荷風景



今回は、我が家の出荷風景をお届けします。出荷の期間は、10月下旬から7月中旬まで。収穫から箱詰め・パック詰めまでして、徳島県内で一番大きな青果市場“徳島青果”に出しています。


 出荷の日は、冬場は3〜4日おき、夏場は1日おきくらいです。だいたい午前中に収穫。ハウスから家の納屋まで、運搬車で搬送します。
 納屋では、まずトマトの汚れをとりながら、大きい順に広げていきます。このとき、形のいびつなものや、傷のあるものは別に除けておきます。数が数なので、手早く、手早く……。
やっと拭けました。きれいに並んだトマトさん。
 大きな玉から、順に箱詰めにかかります。熟練者なら、1箱1分足らずで仕上げてしまいます(注:写真のヒトはまだ未熟です)。
 箱詰めで残った小さな玉は、パック詰めにします。この後、選果で落とした玉も、同じ手順で箱詰め・パック詰めします。
 すべて詰め終われば、もう日暮れ。トラックに積んで、市場へ出発。収穫量の多い時期は、出発が夜中になることもしばしば。
 市場に着くと、箱を玉の大きさ順に並べます。個人で市場へ出荷する農家では、それぞれオリジナルの箱を作って使っています。比べてみれば違うでしょう?