まあ、防寒対策は、いつも早めに済ませておくので、ボイラー(暖房機)は11月中旬には、セットできていました。写真は、ボイラーの頭脳ともいえる部分。温度センサーや送風ファン、天窓などとつながっています。設定温度まで下がると、自動的に天窓を閉めて送風ファンを止め、ボイラーを燃焼させて温風をダクトへ送るのです。その設定温度ですが、今冬は例年より1℃下げています。それでも、原油高のため、冷え込む日は、1日で2万数千円くらい燃料費に必要です。 |
|
|
|
ボイラーからタコの足のようにダクトを伸ばして、ハウスの隅々まで温風が行き渡るようにします。
|
|
その温風は、葉面散布剤を散布するのに利用したりもします。例えば、灰色カビ病(トマトの実や樹についたカビからぶよぶよに腐る病気)の予防効果が期待できる、ニッキを主成分とした自然物配合のものなどです。薬剤をボイラー内のトレイに流し込むと、熱で蒸発した有効成分が温風と共にハウス内に吹き出されます。 |
|
|
|
温めたハウス内の熱が逃げないよう、内側にはカーテンのように二重にビニールをはりました。これも、今冬は例年より厚手のものにしてみました。いくらかでも保温効果が高くなればいいのですが。 |
|