トマト近況  定植  


トマトを植えました。8月2526日の二日間、中腰ぶっとおしでの作業はたいへんにつろうございました……。前回は、トマトを引き倒したところで終わっていましたので、そこから始めたいと思います。

更地になったハウス内に、キノコの菌床を原料にした発酵有機肥料を撒いた後、水を張ります。これで、土中の有機物(有機肥料やトマト残さ、稲ワラなど)が分解するのを促したあと、再び水を抜いて、十分に乾かします。とはいっても、お日様と風まかせ。乾かしている途中で、雨が続いたり、台風の襲来に会ったりすると、苗を注文している日に間に合わなくなるのでは……とヤキモキしますが、今回は渇水を招いたほどの上天気続きでした。この通りの、いい出来です。

苗を植える日の一週間くらい前から、がぜん忙しくなってきます。まず、すでに投じた有機肥料だけでは足りない肥料分を撒く作業から。補充したのは写真のとおり。これだけの肥料を16アールのハウス内に満遍なくいきわたらせます。(写真上にポインターを置くと、肥料を撒いている様子がみられます)

撒けたらすぐ、トラクターで引いて、畝をあげます。トラクターに乗っての作業は、一見楽に見えますが、暑いのなんの。エンジンから熱気が吹き上がってくるわ、天井に近いぶん熱せられた空気がたまってるわ。後半は、以前に紹介した冷房チョッキにお世話なってしまいました。(写真上にポインターを置くと、畝を上げている様子がみられます)
畝があがったら、土をならして整えます。これからの一年間、トマトのベッドとなるので、丁寧にふんわりと。
そんなこんなで、植わりましたっ。定植中の様子は省略……というより、おと年のトマト近況の「定植」と、丸々一緒。詳しく知りたい人は、過去の近況へひとっ跳びしてみてください。定植より20日経った現在は、丈は当初の4倍くらいになり、一段目の花がどんどん咲いていっています。