昨年11月に県内で発生が確認されました。被害が拡大すれば産地崩壊の危険もある重要病害です。
被害拡大防止にご協力をお願い致します。
症状
●葉・特に新しい葉が下方に巻き、葉のふちや葉脈の間が黄色くなります。
(葉が上の方に巻いたり、葉の縁が褐変することもあります)
●さらに進行すると、上位葉が小さくなり節間が短くなって株全体が萎縮します。
●病気にかかると成長が止まり、実がつかなくなり、収穫ができなくなります。
特性
● トマト黄化葉巻ウイルスというウイルスで発生する病気です。
●この病気はシルバーリーフコナジラミという白くて小さい(1ミリ程度)虫でしか広がりません。
防除
● 病気のトマトを放置すると周りに被害が広がります。
病気のトマトは抜き取って土に埋めるか、ビニール袋に入れて捨てていただくようお願いします。
●コナジラミの防除をして下さい。
苗の植え付け時に粒状の殺虫剤及び、生育中は定期防除をしてください。
写真左・中央 : 黄化葉巻病の症状 写真右 : シルバーリーフコナジラミ成虫